継之助の好物


桜飯の作成法につきまして"そりゃまちがっとる!”など,教えて下さる方はこちら にメールもしくは蒼龍BBSにご記帳下さい。

桜飯

 刈羽郡山中村の庄屋と村民との紛争が悪化し、百姓一揆寸前となった。郡奉行となった継之助は単身紛争解決に乗り込み、円満に解決する。この際に庄屋宅で継之助は”味噌漬けほどうまい物はない”と言ったそうである。この味噌漬けがいわゆる”桜飯”である。継之助によって救われた庄屋は毎年彼がやってきた10月15日に味噌漬けを供えていたそうである。
 継之助を敬愛するからには食べねばならぬ。

”桜飯”とは大根のみそ漬けをご飯に炊き込んだものである

調理のポイント(新潟県 青木さんの情報)

 ポイントはみそ漬けにあり.買ったものではなく,自家製で柔らかくなるまで漬け込んだ大根をしようすること.これを炊き込んでも良いし,炊き立てに混ぜても良い.

大根のみそ漬け(可児才蔵さんよりの情報)

 赤味噌を使って漬け込むこと.赤味噌にみりんを徐々に加えて柔らかくした味噌床を作成する.大根は5mm程度にきり,1,2晩漬け込めばよい.

桜飯を作る!

 失敗を繰り返さないように,まず一晩,5mm程度に切った大根を塩漬けにした.これにより,余分な水分を取り除くことが出きる.
一晩としたのは余分な塩分を含ませないようにするためである.綺麗に塩を洗い流し,再度,味噌床に漬け込んだ.

 この完成品は大変旨く,ビールのつまみにもってこいであった.つまみでなくなる前に桜飯を作成しなければならなかった.(^^;;;)

右の図は漬け込んだものを更に細かく切ったものである.細かく刻む前に,味噌を洗い流して,充分に水をきる.これをご飯に炊き込んで,味噌漬け飯”桜飯”が完成した.しかし,あ・・・味が薄い...なにかだしを入れるのかなあ.....
なお,左の図はこの桜飯.なにやら,炊き込みごはんらしくなって参りました.茶碗がミッキーマウスなのは勘弁して下さい.

旨く食べるために :炊き込むよりも出来立てのご飯に混ぜて食べた方が数倍おいしいです.

失敗編part.1

青木さんと可児殿の情報から、桜飯を作成した。右の写真は大根の味噌漬けである。大根を乾かすことなく、適当に切り、2晩冷蔵庫の中で漬けてみた。大根の水分がえらい出てきている。なお、味噌は八丁みその赤味噌を探し回って入手した。
この図のようにベチョベチョになったら、味噌床の替えどきだそうである。(by可児殿)1回しか漬けてないのに(;_;)
左の図がこれを用いて作成した桜飯?である。大根をもう少し細かく刻むべきであったか!味噌を落とさずにそのまま炊きたてご飯に混ぜ込んだ。味が濃い。塩っ辛い。が、大変美味であった。ちなみに味噌を洗い流して、大根をかじるとこれがまたうまい。桜飯にするときには味噌は付いたままでよいのか?
どなたか、お教えくださいm(_ _)m

味噌は洗い流して、細かく刻んで炊き込むそうです。(可児殿による情報)ちゃんとできたら、UPします。


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